ピューターの手入れ方法

こんにちは。いぬお☆です。

 

ピューター製品を輸入・販売しているトゥーシェで働いており、個人的にはピューターの使用暦は8年くらいです。

家では週3くらいでビールを楽しんでいて、その時のお供は大体ピューター製のお洒落なロックグラスです。

 

 

 

いぬお☆はデパート等で販売業務を行う機会もしばしばあるのですが、ピューター製品をご紹介する中でお客さん達からよく言われる一言があります。

それは「ピューターって手入れはどうするの?」です。

 

要点だけ言うと下になります。

 

  • ポイント1:基本的には手入れ不要
  • ポイント2:手入れするなら、力を入れすぎない
  • ポイント3:多少の変形は気にしない。味わいと感じるべし

 

 

細かく話していきます。

 

ピューターって何だっけ?

 

まず、ピューターって何だっけ?という所から話すと、

錫(約96%)+銅(約3%)+アンチモン(約1%)の合金がピューターです。

詳しくは「ピューターとは?」にまとめておりますので時間があったらご一読頂けると嬉しいです。

 

手入れに関係しそうなピューターの特徴で重要そうな要素はこの2つです。頭のスミに入れておいて貰えると幸いです。

 

  • 特徴1:ピューターは変色しずらい
  • 特徴2:ピューターは柔らかい

 

 

どう手入れするか?

 

さて、こういってしまうと元も子もないかもしれませんが、重要だと思うので1番最初に書いておきます。

 

 

そもそも手入れが要らない

 

ピューターが変色しずらいのは、ベースになっている錫が「通常環境では変色しない金属」であるため、変色に関してはあまり気にする必要がないんです。そのため、

変色に関する手入れは基本的に不要です。

 

手入れするなら、力を入れすぎないように

 

ピューターはあまり変色はしませんが、「くすみ」「曇り」は出ます。

食器・ジョッキならば柔らかいスポンジで、普通の食器のように洗剤で洗ってもらって大丈夫です。元々の表面が光沢仕上げであれば、ピカピカに戻ります。雑貨であれば、シルバー磨きの布(研磨剤が含まれています)で、軽めに拭いても光沢が戻ります。

 

ここで一番怖い事が「荒い研磨によって傷付くこと」「持ち手に力が入りすぎて変形させてしまうこと」です。ピューターは金属としては非常に柔らかいため、硬いもので擦るとガリガリ削れて傷付いてしまいます。優しく洗浄・研磨することを心がけてください。また、細い(薄い)パーツは人の力で簡単に曲がってしまいますので、この点も注意です。ある程度の厚みがあれば人の力ではなかなか変形されられません。

 

話は変わりますが、表面が「光沢仕上げ」ではなく、「アンティーク仕上げ」や「マット仕上げ」の場合、単純に磨いてしまうとピカピカになってしまい風合いを損ねる場合もあります。やり過ぎないようにご注意ください!

 

  • 要約1:柔らかいスポンジ等で優しく擦る
  • 要約2:洗剤で洗うだけでも十分綺麗になる
  • 要約3:アンティーク仕上げ、マット仕上げの場合は研磨不要

 

 

多少の変形は気にしない。味わいと感じるべし

 

上記で述べたように

ピューターは傷も付きやすいし、凹みやすい素材です。

 

小さな傷に関しては研磨することで薄くしたり消したり出来ますが、凹みは中々直せません。置物などはこの限りではありませんが、

 

頻繁に利用するような製品であれば、ピューターはいつか必ず傷付きます(経験談)。その度に「あー!傷がっ!!」と気にしても仕方ないかなと思います。

 

(個人的なお勧めですが!!!)、いぬお☆はこう考えるようにしています。

 

このピューター製品も今を生きており、1つの経験を経て1つの傷ができた。
人間で言うならば1歳年齢を重ねたような事なんだ。だから傷を消す必要なんてない。

 

と。ちょっと無理やりかもしれませんが。

そもそも、古代の金属であるピューターに対して「完璧」「新品」や「コスパ」などの現代的な「質」を求めすぎるべきではないのかなと思っています。求めるのは「伝統」と「希少性」や「面白さ」ですかね。

 

 

終わりに

 

私の持っているロックグラス(ビール&麦茶用)やバルスタータンカード(ハイボール用)は、

トゥーシェが輸入するA.E.Williams(エー・イー・ウィリアムス)工房のピューター製品です。

また、販売の時はジャケットを着ているので、ピューター製のピンバッジなどもつけています。

弊社ECサイト本店でも販売しておりますので、良かったら見ていってください。

英国雑貨トゥーシェECサイト本店

 

ということで、今回は長々書きましたが終わります。

ありがとうございました。

 

いぬお☆