ギフトにしたい 本のしおりの選び方

こんにちは。いぬお☆です。
 
卒業や新生活の時期になりましたね。この時期は贈り物として「本のしおり」を選ぶ方がとても多く、またオススメのアイテムです。そのため、今回は本好きさんへのプレゼントとして「本のしおりの選び方」を記事にしてみました。

 
プレゼントって、悩みますよね。
あげる人のことを考えて考えてベストなものを求めて練り歩き、探し回る。
一生懸命考えてくれたと思っただけで、もらった方も嬉しいとは思うのですけど、せっかくなら気に入ってくれるものを見つけたいですよね!
 

 
 

本のしおりとは?

 
そもそも本のしおりとは、何のためにあるのでしょうか?
知らない人は殆どいないと思いますが、

「どこまで読んだかがすぐわかるようにするため」

のものですよね。
 

 
英語では、本のしおりは「ブックマーク」と呼ばれます。

Book(本) + mark(印)

ですね。英語だと「マーキング」の意味であるというイメージがわかりやすいですね。また、漢字だと「栞」と書くようです。
 

本の栞を使う理由

使いやすい

 

使いやすいから

一番シンプルな理由がこれです。
 
小説などですと、直接本に紐(スピン)がついていてしおり代わりに挟むこともできるんですが、細すぎて取りづらかったり、下から引き上げる方法でないとページが開かない、など思い浮かぶことがあると思います。
なので、紐付きの本でも結局はブックマークを使っている、なんて方も多いと思います。
 

気分転換&モチベーションUP


本好きさんにとっては本を読むことだけでなく、集めて飾ったり、本を楽しむ時間、空間にそれぞれの思いがあると思います。読まない時にはインテリアになる本。同じように今や飾れるブックマークも増えてきました。デザイン性の高いしおりが増えてきて挟むだけの存在だったのが、

置いていても癒される存在になることもあります。もちろん読書中に読み更けて疲れたな、なんてとき。手に取る栞(しおり)がお気に入りだとちょっとした気分転換になることもありますよね。

こういった雑貨・インテリア寄りのアイテムで気分を上げられるかなと思います。英国雑貨トゥーシェの栞の多くは、ここに該当する気がします。
 

お気に入りの本を痛めたくない

 
意外と見落としがちな大事な理由だったりします。ブックマークがなかったらページの端を折ってみたり、表紙カバーをめくってページに挟んでみたり。
それだとせっかく気に入ってる本がヨレヨレになってしまいます。
(読んでる感じが出て良いのよ、という方もいるかもですが^^)
それを防ぐのに、せっかくならお気に入りのブックマークで大事にしたいですよね。
 

本のしおりにはどんなものがあるのか

 
どんな種類があるのでしょうか?
デザインやモチーフについては膨大な種類がありますので割愛し、形状や素材だけを考えてちょっとまとめてみました。
 

形状について

大まかな「形」という点では、大きくは以下のような2つのタイプしかないように思えます。

  • ほぼ全体が本の中に収まるもの
  • 装飾部分が大きく、本の中から大きく出るもの

オーソドックスな短冊型のしおりが圧倒的に多いですね。逆に、突飛な物は少ないんですね。なぜなら突飛すぎると使い勝手がとても悪くなるからだと思います。
 

素材について

一部の例ですが、以下のような素材・材質で作られています。

  • 紙製
  • 木製
  • プラスチック製
  • 金属製
  • 金属製(シルバー、ゴールド装飾)
  • 革製
  • 生地製


紙製・金属製が一番オーソドックスなように感じますが、色々な物で作られていますね。各地方ごとの産品(木材や革など)を使って作られているお土産品も多いです。
 
 

本のしおりをギフトに選ぶコツ

 

贈る相手の趣味を想像する


贈り物をする際、相手の方が「好きなこと」が何か考える事が重要だと思うんです。そして、それが最終的なギフトの選択になっていくと思います。一概に「好きなこと」と言っても色々な分類があって、パッと考えつくだけでも以下のような物があるかと思います。

  • 趣味(好きなこと)
  • 好きな形(丸みがある、角がある、曲線的)
  • 好きな雰囲気(可愛い、カジュアル、カッコイイ、奇抜)
  • 好きな色(赤、青、白、黒、銀色、金色、透明)

上述の分類で、一番注目したいのは「趣味」の部分かなぁと思います。本のしおりをあげたい相手なので、読書も趣味だとは思いますが、読書とは別軸の趣味(好きなこと)を考えてください。例えば「ワイン」「猫が好き」「水泳」などです。
 
 

趣味でモチーフが決まる

なぜ趣味に注目したかというと、趣味からモチーフやデザインの候補が決めやすいからです。例えば上述の「ワイン」が好きな相手であれば、ワイン関連のデザインを探すと良いでしょう。英国雑貨トゥーシェにある題材で言えば「ぶどう」などが該当します。

趣味の粒度・内容にもよりますが、

デザイン・モチーフを決めてしまえば、残りの選択肢・候補数はあまり多くない

状態になると思います。

ただし、「猫」などのモチーフは非常に人気が高いため、世の中に沢山の種類があります。
その場合は「猫」+「寝ている」や「猫」+「個性的」などのワードを組み合わせて考えると候補数を絞り込めると思います。
 
 

好きそうな色・雰囲気で決める

趣味でデザイン・モチーフの大枠が決まり、例えば3~4個ほど該当するものがあったとします。そこから先は、贈る相手の好きそうな「色」「雰囲気」「ギフトする理由」などで決めればよいと思います。候補数が少なくなっていれば、ここで決めるのは難しくないと思います。

 
 

本のしおりを具体的に選んでみる

贈り物をする相手を想像し、英国雑貨トゥーシェの商材を使って本のしおりを具体的に選んでみます。
 

楽団に入っておりサックスを演奏している人へ

 
音楽をやっている方は自分の演奏している楽器への愛着がとても強いです。そのため、楽器そのもののモチーフが特に喜ばれるようですね。もちろん、音符などのモチーフも関連デザインなので喜ばれると思います。注意事項として、既に同様のモチーフの本のしおりを持っている可能性があるため、事前に確認する事が必要かもしれません。

 

聖なる雰囲気が好きな人へ

 
聖なる雰囲気から連想できるデザインは教会や天使などがあると思います。クリスチャンでなくとも、天使が好きな方(特に女性)は多いですね。また、教会には十字架やステンドグラスといった神聖な雰囲気をもつ物がありますね。そのため、以下のようなステンドグラス風のブックマークはどうでしょうか?カラー部分は透けており光が差し込んだ時、とても綺麗です。

 

猫好きで個性的を好む人へ

上述のように「猫好き」であれば候補が多すぎて選択が難しいのですが、「個性的な猫」という考え方をしたところ、モチーフがすぐに決まりました。

 

趣味が分からない人へ

 
前述までの話と変わってしまいますが、実はこのパターンは少なくありません。人柄や趣味がよく分かっていないが、読書が好きなことは分かっている場合です。この場合は大抵ビジネス的な付き合いや、やや距離のある友人関係であることが多く、「ややフォーマルな雰囲気を持つ物を贈る」必要があると思います。本のしおりですから「書物」や「知」と結びついたデザインであれば、外れる事は少ないかと思います。そのため、以下のような羽ペンのデザインがお勧めです。

 
 

個性の数だけ種類がある

 
いかがでしたでしょうか。
ブックマークと言っても沢山種類があり、その中で一つを選ぶとなると迷う楽しさもあれば、あまりに多くて選びきれない葛藤も出てくるのかな、と思っています。
素材や形も様々で短冊型の他に動物やハート型、クリップタイプに切り抜き型など。おもしろさを重視したデザインもあれば、おしゃれな見栄えの良いものも。どの切り口で探すかによって個性が出るので、本当に人の数分種類があるんじゃないかと思います。
探せば探すほど個性豊かなデザインを多く見かけますね。
 
おやすみの日には、ときにゆっくり本を読む時間を作って気分転換してほしい、そんな思いを込めてプレゼントを選んでみてください。
また、どなたかに、と言うのもありますが、毎日頑張っているあなたご自身に選んでみてはいかがでしょうか。
休日の過ごし方が変わるかもしれません。
ゆっくりした時間を過ごすために手元に小さなお気に入りを探してみてくださいね。
 
 
 

ブックマーク

レトロ感たっぷりの石膏額絵 アイボレックス

こんにちは、英国雑貨トゥーシェの いぬお☆ です。
 
先日、倉庫から出してきたアイボレックスという絵がレトロ感たっぷりなので大好きなので、ブログでも紹介しておこうと思います。
 

アイボレックスって何?

 

アイボレックス(ivorex)はイギリス・オズボーン社(Osborne)が1899年から1965年頃まで作っていた絵

でして、基本的に石膏(せっこう)で作られています。石膏は石のように重くも固くもないため、昔から造形物に使われたりする素材ですね。ちなみに石膏は英語だと「プラーク」と言われます。
 
アンハサウェイの家
 
デザインとしては、主に風景の絵が多く、観光地になるような名所のアイテムが多いです。上の絵は「アンハサウェイの家」で、有名な劇作家ウィリアム・シェイクスピアの奥さんの家で(正確には住んでいた可能性がある家…と言われております)、ストラッドフォード・アポン・エイボンという町にあります。
 
アイボレックスの特徴は、石膏で作られた絵が

  • 立体であること
  • 手書きで色付けされていること

です。
 
この2つが良い雰囲気を醸し出す要因になっていると思います。下の絵を見ると分かるかと思います。
アンハサウェイの家
かなりシッカリとした起伏がある事が分かります。また、明るく分かりやすい色の配色ではなく、地味な色を使っている事が多いのですが、光の明暗部分まで細かく塗りわけてあるのです。
 

アイボレックスで観光地紹介

 
それでは、いくつかの観光地をアイボレックスの額絵で紹介します。
 

ウィンザー城


これはイギリス好きで知らない人はいないと思われる程の観光名所「ウィンザー城」です。
ロンドンから西にあるウィンザー城はイギリスの君主の公邸の一つであり、イギリス王室の所有で女王エリザベス2世が週末に過ごす場所です。
 

タワー・オブ・ロンドン


タワー・オブ・ロンドン(ロンドン塔)はロンドンのテムズ川に沿いにある城塞です。この建物は中世に建てられ、宮殿や牢屋・動物園に使われたりと、長い歴史の中で色々な目的で使用されてきました。現在は美術館になっており中に入る事ができ、ロンドンの中でも中心に位置し、特に有名な観光名所になっています。
 

セントポール大聖堂


こちらはロンドンの有名な観光名所の1つ、セントポール大聖堂。ロンドン旅行経験者は行ったことがあるのではないでしょうか?
セント・ポール大聖堂はロンドンの金融街「シティ・オブ・ロンドン」にある大聖堂で、イングランド国教会ロンドン教区の主教座聖堂で、聖パウロを記念しています。近くにはミレニアムブリッジやテート美術館もありますね!私は実は2年程前にセントポールの上に登りましたが、意外と高くてちょっと怖かったです…。
 

シェイクスピアの生家


この風景は「シェイクスピア」の生家です。ストラッドフォード・アポン・エイボンという町にあり、現代では有名な観光地になっております。
記憶にある限りでは家の中にも入れたと思いますが、(当然かもしれませんが)中は広くなく、意外と微妙…だった気がしてます^^; 家の作りはチューダー調でとても素敵です‼
 
 
 

その他のプチ情報

 
最後に小ネタだけ列挙して終わりたいと思います。
 

アイボレックスには木製の額付きの豪華版もあり、過去に2つだけ見たことがあります(即、輸入しました)。

それ以来、1つも見付けられないので、実は希少な物だったのだと思います。トゥーシェ羽田空港店の時のお客様が購入していきましたね、確か。
 

全デザインで、800種類以上あるようです。

 

オズボーン社は1965年に終了しているのですが、アイボレックスの素晴らしさに感銘をうけた方により復刻(買収?)されています。その会社はボッスンズ社(Bossons)で1981-92年頃に一部のデザインだけ復刻版を作っていたようです。両社は後ろのスタンプかシールを見ればすぐにわかります。

 
 

おしまい…
 
いぬお☆

今年、気に入ったアンティークを見つけたら財布と相談の末、即買いすべし

お久しぶりです。
英国雑貨トゥーシェの いぬお☆ です。
 
 

なぜ購入をお勧めするのか

 
少々、商売っ気のあるタイトルに見えますが、誤解しないで欲しいのが

「トゥーシェで買ってください」という意味ではありません。

 
今年はコロナで大変でした(これからも大変です)。イギリスも被害が大きい国の1つで、私たちイギリス系の輸入業者は今年の商品仕入れが困難になると思います。その中でもアンティーク品の輸入は、電話やメール一本で行える物ではありません。弊社トゥーシェも毎年5~6月にアンティークを輸入する出張に出ていますが、今年は行けそうもありません。仮に行ったとしても、流通経路が閉鎖していて、ほとんど手に入れられない可能性も。
 
つまり何が言いたいかと言うと、

業界全体として、今年、新規に輸入されるアンティークの総量は少ないだろう

という事です。こんな事態なので、当然と言えば当然なのですけども。
 
 

いつも以上に早い者勝ち

 
当然、全体量が少ないのですから、良い掘り出し物も少ないですし、良い物には人気も集中します。
 
その結果、思ったことが、

今年、気に入ったアンティークを見つけたら財布と相談の末、即買いすべし

なのです。
 
 

安い掘り出し物もでてくる可能性が!

 
新規の輸入品がないため、実は倉庫の奥に眠っていた在庫アンティーク品を引っ張り出してきて店頭に並べる可能性も高まるはずです。(なぜならトゥーシェもやりますから。)その際、元々の価格より低い価格に変更する事が多いので、場合によってはそれらはお買い得品になります。
そんなアイテムも探してみてください。
 
 
おしまい…
 
いぬお☆

アンティークは、なぜ高いのか?

明けましておめでとうございます。
いぬお☆ です。
 
今回のテーマは、実はずっと前からブログに書こうと思って温めていた内容になります。

 
 

 
 
 

アンティークは、なぜ高いのか?

トゥーシェはアンティーク業者です

 
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、英国雑貨トゥーシェはイギリスから雑貨を輸入しております。その中にはアンティーク品・ヴィンテージ品もあり、それらの販売もしています。販売中には様々なお客さんとお話しますが、「アンティーク品って高価でしょう?」と言われる事も少なくありません。では、なぜアンティークは高い価格になりやすいのか、今回はこの辺りの原因・理由などを記事にしていこうと思っています。
 
※ あくまで一業者の個人的な見解であり、他にも様々な解釈が存在する事をご理解の上でお読みください。
 
 
 

アンティークの定義

 
本題に入る前に、アンティーク(Antique)やヴィンテージ(Vintage)という言葉の意味をもう一度考えてみましょう。
 
皆さんはアンティークと聞いてどんな印象を持ちますか?恐らく「古い品物」というイメージが湧くと思います。
では似た言葉のヴィンテージとは何が違うのでしょうか?
ヴィンテージは「数十年前くらい?レトロと似てる?」
アンティークは「戦前とか?何百年前とか?少ない・希少なイメージ。価値がありそう」というような漠然とした印象ではないでしょうか?
 
私はその漠然とした感覚が正解だと考えています。

アンティークという言葉に明確な定義はない

と、思っているからです。ヴィンテージもしかり、です。
 
アンティーク品を購入したり、知識がある方は「アンティークは製造から100年経った物しかアンティークではない」と考えている人も多いと思います。この「100年」という分かりやすい数字は、輸入通関の関税率を決めるための閾値になるのですが、あくまでこれは関税率の話だけですので、

80年前ならアンティークと呼んではいけません!

という法律や規則は全くありません。100年経っていなくても、どこの国でも気にせずアンティークと呼んでいると思います。
 
こういった言葉は「文化的なもの」なので、むしろ漠然としたイメージの方が重要だと思っています。
このイメージを少しだけ深堀りすると

アンティークは少ない
→ 大量生産されていない時代に作られた
アンティークは装飾が綺麗
→ 精度の高い機械がない時代なのに、手作業で多く手間がかかっている

このように考えられます。
 
これらを考えた上で、もし明確に線を引く(時期を定義する)とすれば

第二次世界大戦以前がアンティークなのかな?

と考えてます。個人的に、ですが。

 

購入した現代品も100年後にはアンティークになるの?

 
また少しわき道に逸れます。
 
お客さんとの会話の中で、
「今買ったコレも100年後にはアンティークとして価値が出るわね!?」と稀に言われます。
現状の(通関上の)定義では100年経てばアンティーク扱いです。これは事実なので、お客さんとの話の中では「そうかもしれませんね!」と言いますが、実はやや懐疑的な心情です。
 
なぜか?というと、前述したように私の思う価値のある「アンティーク」は「大量生産されていない時代に多くの手間をかけて作ったもの」です。戦後(特に1970年以降)は戦前に比べ、作業のほぼ全てを機械で行い、物の製造効率が爆発的に上がっていると思いますので、「膨大に同じ物がある」「模様が完璧に同一である」「耐久性が高い。壊れないから数が減らない」「人の手間暇はかかっておらず、1つ1つには思いが込められてない」
そのため私の思う「アンティーク」の定義からは外れてしまいます。仮に100年経っていても・・・です。
 
ただし、100年後の未来がどうなっているかを私は知りません。もしかしたら、価値がとても上がっているかもしれませんので、本当の意味での答えは今は分かりません。

 

アンティークが高額になる理由

 
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
アンティークがなぜ高くなるのか、という理由をなるべく論理的に説明したいと思います。
幾つかの理由があるので項目ごとに説明したいと思います。
 

1.今、作っても高い

 
これは上述した「手間暇かけて作っている価値」と同じ話になります。
とあるアンティーク品と同じ物を、今作ろうとしても高価な物になるはずです。ただし、「現代の効率の良い機械を使わずに、同じ手法で作る」という意味です。職人さんの賃金は恐らく100年前より現代の方が圧倒的に高く、手作業の技術的には昔の職人の方が高いと思いますので、現代、同じ方法で手間暇かけて作ると、かなり高価な物になってしまうと予想されます。
つまり、製造コストから考えても(ある程度以上は)「そもそも、そのアンティークは高価であるべき」と言えます。
 

2.1点物だから高い

 
「1点物」という単語を耳にしたことがあると思いますが、1点物とは言葉のとおり1点1点が異なり、同じ物ではないと言う事です。アンティーク品は同じデザインでも微妙に柄や形が違っていたり、ダメージ・経年劣化などの状態が異なっていたりします。そのため、狭義の1点物と言えます。
 
よく「アンティークって古いから高いんですよね?」とお客さんから言われますが、いぬお個人としては「はい!ですが、それ以上に『1点物』だから高いんです!!」と言いたいくらい大きな理由です。
 
1点物だとなぜ高額になるのか?1点物にはメリットがありますが、デメリットもあるんです。
メリット

  • 1つ1つの個性を感じられるというスペシャル感がある

デメリット

  • 個々に状態が異なるため、同じ物を簡単に仕入れられない
  • 形・柄・状態などが悪く、売れない物が発生する

 
このメリットは素晴らしいです。個性があるからこそ、持ち主は愛着が強くなると思います。トゥーシェはアンティークに限らず、このスペシャル感を大事にしています。
ただし、デメリットの1つ目は深刻な問題です。普通の現代品であれば、電話やメールで仕入可能です。また、1回のメールで100個、1000個、10000個、何個でも注文できます。1点物は1点仕入れするのに、個々の状態・出来栄えを確認しなければならない事が多く、これにはとても時間がかかるので、商売上においては大きなデメリットになります。当然ながら、仕入れにかかる時間も「仕事」であり、その人件費がかかりますから。
 
これが1点物だと高くなる理由です。
 
 

3.輸入品だから高い

 
英国雑貨トゥーシェのように、遠いイギリスからアンティークを輸入している場合、渡航費・滞在費・運送費・関税などの経費がかかります。当然ですが、それらの経費は最終的な価格に影響します。
アンティークは1点物なので、基本的には実物を見て選ぶ必要があり、仕入れの度に渡航費・滞在費がかかります。
 

4.希少性があるから高い

 
これも前述した「少ないから高くなる」という理屈です。
これは1~3までのように原価に関する問題ではなく、「付加価値」の問題です。
 
「120年も昔の人が思いを込めて作った物」
「今ではもう作れない物」
「あの有名な偉人が所持していた物」
「希少な素材が使われている物」
 
なかなか魅力的なフレーズだと思いませんか?
こういった「特別な物を持ちたい」という人のために、量産されてない価値のある品を見つけ出すのは宝探しのような作業です。実は非常に多くの時間がかかっています。運もありますが。
 
また、「歴史的な価値がある」などの理由もここに包含される理由であり、最もアンティークらしい夢のある理由だと思っております。他の理由は正直に言って、現実的で夢のない理由になってしまっていますから。
 
 

5.リスクがあるから高い

 
これは「そう頻繁に売れない物だから高くなる」という事です。
売れにくい品物は、当然売れ残る確率も高い訳で、この節のタイトルの「リスク」とは不良在庫リスクの意味です。
 
アンティーク品は通常、「趣味雑貨」に属するものが多いと思います。
つまり、生きていく上では、あってもなくてもいい物で、あくまで趣味で手に入れたい物という意味です。
こういった趣味性の高い物は「1種類ごとの売れる確率」を見ると、かなり低いです。そのため販売する物の種類数を多くする事で、売れる「個数」を上げる事ができます。ただし、1個1個の販売確率が低いという事実は変えられないため、安く販売していると「仕入れにかかる経費」「販売にかかる経費」「破損」「不良在庫」などの費用が種類数に比例して大きくなり、全く利益が出ないどころかどんどん損益が増えていきます。
 

結論として、販売価格を高くし、1個を販売した際の「利益部分」を大きくせざる得なくなるのです。

 
「売れないのであれば、逆に安くするべき!」と思う方もいるかもしれません。確かに、それも一つの方法です。ただし、(真っ当な商売をしている場合は、)価格は「実はそう安くできない」事と、趣味性の高い品は「多少安くても興味のない人には不要」であり、結局のところ行き詰ってしまうのです。
 

まとめ

 
上記のような色々な原因・理由が混ざり合って、アンティーク品は現代品よりも高額になることが多いです。
業者によってはリーズナブルな所もありますし、高価な所もあります。最終章で、その辺りに触れてみようと思います。
 
 

アンティークの価格は業者によって異なる

 
アンティーク品はそもそも数が少なく、出来・劣化状態も含めた「同じ商品」が同時期に販売されている事は多くありません。また、その商品が製造されてからかなりの年月が経っている事が多く、元々の販売価格が分からないことがほとんどです。
 

つまり、「メーカー希望小売価格」や「参考上代」のような参考値が全くない状態になります。

 
なので類似品・同品でも業者によって価格が異なり、場合によっては大きく値差がある事もあります。
 
海外からの輸入アンティーク品の場合、仕入れ値だけでなく仕入れ作業にかかった経費(渡航費・滞在費・運送費・関税など)が大きく影響します。とても平たく言うと、効率的に大量の商品を手に入れられれば、最終的な価格を低くできる事が多いです。ただし、効率的に大量に商品を手に入れるという事は、逆説的に「1つ1つの商品を選ぶ時間をかけていない」とも言えます。基本的には、前者と後者はトレードオフ(二律背反)の関係です。

上図のように、効率的に仕入れすれば低価格にはできますが、状態が悪いものが多くあったり、希少なものは手に入れられない事が普通です。これはあくまで一般的な話ですので、参考程度に考えてください。
もしかしたら「大量・高効率に希少品を輸入していて、1つ1つの商品に対する熱意もすさまじく、低価格」な業者もいるかもしれません。
※ 英国雑貨トゥーシェは、この図で言うとちょうど真ん中くらいに位置しているかな、と考えております。
 
 
最後に、本当に希少なアイテム(美術館品レベルなど)は、上記のような一般的指標には全く当てはまりません。仮に歴史的発見レベルの物だったら、仕入れ値など一切関係なく超高額になってもおかしくはありません。
 
 
 
長文乱文になってしまいましたが、最後まで見て頂きありがとうございました。
おしまい…
 
いぬお☆

博多阪急|2019年 英国展の記録

こんにちは
いぬお☆です。
 
昨日から新宿伊勢丹での英国展がスタートしており、初日は大盛況でした♪
さて、今月、初旬に実施された博多阪急の英国展の備忘をブログに残したいと思います。
 

話は変わりますが、阪急グループのイギリスイベントは「英国展」ではなく「英国フェア」が正式な名称だそうです。風の噂で聞き、昔のチラシをいくつか読み返しましたが、確かに全て「英国フェア」となっています。
(毎年、出展しているのに、知りませんでした。。。)

 
 

博多阪急 英国フェア

 
まず、博多駅のビルにある博多阪急の英国フェアです。
ここは毎年、10月の最初の水曜日から5日間、英国フェアが実施されています。(来年も同じとは限らないので参考程度に覚えておいてください。)
 
うめだ阪急・英国フェアの前哨戦のような催事になりますが、規模は福岡で行われる英国イベントでは恐らく最大です。また、うめだ阪急に出展する業者・ブランドが多数出展しますし、何よりイギリスより招聘されたコックやクラフトマンの数も年々増えております。
 

つまり、年々規模が大きくなっています。(※)

 
※ ただし、雑貨業者がやや減少し、食品業者が増えている感じかもしれません。また、7階(リビングフロア)にも一部英国フェアのエリアを作っておりますが、お客さんからは少し分かりずらいかな…と思います。
 
 
 
新しいブランドや業者は何社も居ると思いますが、私がすぐ思いつくのはノーティーズさんでしょうか。
紅茶をその場でブレンドして(試飲も?)購入できるスタイルで人気があったようですね。
勝手に拝借↓↓

 

博多にもレベッカ来ました

 
弊社トゥーシェについて、2019年はベクベクメイクスを作るレベッカが来日しました。本当に沢山のお客さんがレベッカの製作過程を見てくれて、商品も買って頂き、楽しかったそうです。



 
ベクベクメイクスの紹介ページのリンクはこちらです。
ベクベクメイクスページ
 
 
 

規模などの概要

 
以下に規模情報などを載せておきます。
 

  • 場所:博多阪急
  • 催事規模:中規模~大規模
  • 出展社数:雑貨 約25社、食品 約25社
  • 出展社種類:ほぼ全て(家具系なし)
  • その他:8階催事場で実施しているが、7階特設スペース等でも一部英国フェア開催
    食品・雑貨、共に招聘者有り(雑貨3名、食品多数)

 
大雑把で正確ではない情報です。参考程度に考えてください。
 
 
 
 
その他の催事などのスケジュールはこちら
 
 

おしまい…
 
いぬお☆