イギリスのゴルフ事情メモ ~2016年英国出張記~

イギリスで何度かゴルフ経験がありますが、今回もアンティーク買付けの隙をぬって少しだけ遊んできました。ちょっとやる程度のレベルの私が感じたイギリスのゴルフ場の特徴(日本との差?)をメモっておきたいと思います。

 

golf1

ゴルフコースの傾向・攻略といった専門的な情報ではないです。

また、由緒正しいコース等は下記の次第ではないと思います。

 

 

■ ゴルフクラブの多さ

そこら中にゴルフコースがあります。探したいときはgoogle mapで「golf courses」と検索すると沢山出てきます。

山がないため土地が広く使えること、ゴルフ発祥国であることが理由でしょうか。

 

■ コースの特徴

日本に比べると「平らなコース」が多いように思います。ラフ奥は丈の長い茂みになっている事が多く、ラフ奥に入ると一発でロストボール(ペナルティ)になる可能性も高いです。へたっぴな私にはなかなか辛いコースも多いです。あとはリンクスと呼ばれる海岸沿いの強風コースでしょうか。

 

■ プレイヤーの人数

日本のコースに比べ、各組のスタート間隔はかなり差がありますので、のびのび遊べます。仮に追いつかれても、先に行ってもらえば全然大丈夫です、次の間隔がまた大きいですから。

 

■ プレイ料金

日本より安いです。

経験上では10ポンド以下~20ポンド程度(1500円~3000円?)ではないでしょうか。ちなみに先日私がプレイしたのはショートコースは2人で8ポンドで遊べました。クラブも無料で貸してくれましたし。また、高速道路(イギリスではモーターウェイと言う)は日本と違い無料ですので、ゴルフ場までの交通費も大して掛かりません。

 

■ ドレスコード

観光客であればジーンズ、コート以外なら何でもOKと言ってくれるコースが多いです。

ただし、実際はどのコースにもこんな看板があります。もしくはwebサイトに厳しい警告があります。由緒正しいコース、高級なコースではプレイさせてくれないと思いますので、気をつけてください。電話をするか、クラブハウスの人に直接聞くのが一番です。

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個人的には、観光客であれば、安いコースで気楽に遊ぶことをお勧めします^^

 

 

いぬお

 

 

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イギリスでは「サイダー」の意味が違う?!

先週は新宿伊勢丹・うめだ阪急・名古屋松坂屋と同時催事に テンテコ舞い だったトゥーシェ一同でしたが、今日からやっと平穏が訪れました♪

 

名古屋松坂屋ではトゥーシェのブースの対面に珍しいイギリスのワイン屋さんがありました。ワイン屋さんのお姉さんにサイダーについて教えて貰ったところ、新発見が!!

 

それは「サイダー」の言葉の意味です。

 
 
 

サイダーって何?

 

Kopparberg

皆さん、サイダーと聞いて何を想像しますか?普通の日本人は三ツ矢サイダーのように甘い炭酸ソーダのジュースを想像するのではないでしょうか?

実はサイダー(cider)とは英語圏では、「リンゴ酒」を表す言葉で「炭酸」でもなく、「清涼飲料水」でもないのです。

 

え?!と思いませんか?

(知ってた!という方、貴方の心はもう半分英国人です。おめでとうございます☆)

 
 
 

日本のサイダーはレモネード

 

日本では製品・三ツ矢サイダーのイメージが強いですが、イギリスでは三ツ矢サイダーのような炭酸清涼飲料水(柑橘系香料)をレモネード(レモンライム?)と呼ぶようです。

いぬおは イギリスで何度もサイダーを飲んでおりましたが、三ツ矢サイダーみたいなものにアルコールを混ぜただけだと思っておりました・・・(-_-;)

 

 

いぬお@中野

 

ホットエナメル、コールドエナメルとは?

 

こんにちわ。

英国雑貨トゥーシェ 広報担当(?) いぬお です。

 

10月前半~中旬にかけて、盛り上がる英国フェア「うめだ阪急 英国フェア」があり、トゥーシェも参加させて頂きました。

 
 
 

エナメルは2種類ある

 

英国フェアには、トゥーシェのビジネスパートナーであるAEW社(ピューター雑貨製造)の次期 代表である「サム・ウィリアムス」が作業工程や商品をお客様に対して説明しておりました。そんな中、サムとの会話で、いぬおが覚えた言葉「コールドエナメル」「ホットエナメル」についてお話したいと思います。

 

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今回、サムがヘアゴムのアクセサリー部分に「エナメルをつける(Enameling)」作業を見せてくれたのですが、サムの使っていた技法は「コールドエナメル(Cold Enamel)」というタイプの技法だそうです。実はエナメルをつける方法は2つに分かれます。

 
 
 

エナメルの概要

 

1) ホット エナメル(Hot Enamel)

・・・ ガラス釉薬を高温で焼き付けたエナメル

 

2) コールド エナメル(Cold Enamel)

・・・ 樹脂を塗りつけ乾かしたエナメル
(Unfired Enamelとも呼ばれるようです。)

 

七宝焼きなどはホットエナメルに当たるようです。そしてAEW(ピューター製品)が使うエナメルは全てコールドエナメルになります。なぜなら、ピューター(錫)の融点は低く(250度程度)なので、高温で焼くと金属の方がガラスより先に溶けてしまうからです。

 

 
 

エナメルの特徴

 

それぞれのエナメルの特徴をまとめてみます。

ホットエナメル コールドエナメル
材質  ガラス質 樹脂
メリット 硬質、傷つきにくい、

変色しにくい、伝統的

軽い、割れ難い、

低コスト、作業が簡易、多少複雑なデザイン可

ほとんどの素材に適用可能

デメリット 高コスト、作業が難しい、

複雑デザインは困難、割れやすい、

融点の低い素材には使用不可

傷つきやすい、変色しやすい

 

※ AEWがピューターに使うコールドエナメルは色付きなので、デメリットはあまり影響しなさそうです。

 

 

 
 

エナメルアイテムのサンプル

 

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これもAEWコールドエナメルのアイテム

 

<あとがき>

弊社、社長曰く、トゥーシェは20年程、うめだ阪急英国フェアに連続出場しているとのこと。トゥーシェが、これだけ長く続けられているのは、間違いなくファンの皆様のお陰だと思っております。ありがとうございます!^^

 

長いことブログを書いておりませんでしたが、

また意欲が沸いてきたので、ちょこちょこ書こうと思います。

 

 

いぬお@中野

 

 

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イギリス人のちょっと変わった引き算が気になった件

こんちには。
いぬお☆ です。

 

今回は先日までのアンティーク買付で体験した、ちょっと変わったイギリス人の引き算の仕方をお伝えします。

 
 
 

イギリス人の引き算とは?

 

アンティークの購買というと現金で支払うことが普通です。

(※高価な物やまとめ買いの場合、クレジットカードを使うこともあります。)

そのため必然的にお釣りを返すことも多く、「支払った額」から「商品代金」の引き算をするわけです。

 
 

日本人の引き算

 

ここでちょっと考えてみてください!

貴方は680円が商品代金で、1000円払いました。お釣りはいくらでしょうか?

 

img_0

 

もちろん、お釣りは320円なんですが、どんな計算の仕方を頭に浮かべて320円を算出しましたか?こう言われると答えにくいかもしれませんが、大抵の日本人は以下の計算をしてるのではないでしょうか?

(A)100-80=20円 と 1000-700=300円 をくっつけて320円

 

完全に同じではなくても、近い計算の仕方をしませんでしたか?

いぬお は上記に近い計算をします。

 
 
 

イギリス人の場合は?

 

だからこそ、イギリス人の引き算の仕方に違和感をもったのですが、イギリス人の引き算はこうでした。

(B)680+100+100+100+10+10=1000円

 

伝わりやすく、動作も混ぜて説明します☆

  1. こちらが1000円払ったとします。
  2. あちらは100円を返しながら780と言います。
  3. さらに100円を返して880、
  4. さらに100円を返して980、
  5. 10円を返して990、
  6. 最後に10円を返して1000円
  7. 合ってるね!と言います。

 
 
 

引き算ではなく足し算をする

 

簡潔に言うと、「引き算を足し算で行っている」と言えます。

何度もイギリスに行っているのに、今まで気になっていなかったので、

いぬお には、とても新鮮な発見でした♪

 
 
 

若めのイギリス人に聞いてみる

 

その発見の後、イギリス人の友人にその話をしましたら、

それは「比較的、古い数え方だよ」と教えてくれました。

昔はそうやって学校で教えていて、

彼の時代(彼は若いです)はそうではない、とのこと。

(恐らく日本と同じ?)

 
 
 

終わりに

 

ただし、銀行などで「金銭を相手と一緒にしっかり数えなければならない状況」では、

今でもそうやって数えることも多いとか。

考えてみれば、日本でもコンビニエンスストアで1万円出すと、

お釣りを一緒にカウントしますよね。あれと少し似ていますね^^

 

 

最後に一言

 
「イギリス人」「イギリス人!」と書いていますが、全てのイギリス人が同じことをするわけではないので。あくまで参考までに。
 
 
 

おしまい…
いぬお☆
 

いぬお@中野

 

ミドルネームは何で決まるのか?

こんにちわ。
いぬお☆ です。

 

英国王室に新たなロイヤルベイビーが生まれた2015年5月4日。
それからもう3週間も経ってしまいましたが、ロイヤルベビー絡みの投稿を強行します ^^;

 
 

王女の名前はシャーロット

 

イギリス王室に新しく誕生した王女、シャーロット。シャーロット王女の名前に注目してみたいと思います。

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彼女のフルネームは「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」で、エリザベス・ダイアナの部分はミドルネームになります。ご存知の通り、彼女からみてエリザベスは曽祖母、ダイアナは祖母にあたる名前です。欧米人にはミドルネームが多いですが、有名かつ非常に近しい名前「エリザベス」「ダイアナ」がつくと、なんだか注目してしまいますよね。

 
 

ミドルネームのつけ方

 

このミドルネームは一体どんな基準で決めるかと言うと、キリスト教の洗礼名、先祖の名前、尊敬する人物名 等が付くことが多いようです。また、それらのイニシャル表記で良いようですよ。つまり、シャーロット王女の名前は一般的な基準内なわけです。

 
 

そもそもミドルネームは必要か?

 

さて、なぜ欧米圏ではミドルネームが必要なのでしょうか?
日本人が、アメリカ男性ならトム・マイク、のように連想できてしまうように、欧米人の名前というのは、種類がそこまで多くないんです。また、子供に自分と同じ名前を付けることもあるようなので、区別するためにミドルネームが必要なのです。根本的に新しい名前を作るという事はあまり聞かないですね。

 

イギリス王室などの由緒正しいお家柄では、特に「先祖代々のイギリス系の名前」を付けなければ・・・と考えそうですので、通常より更に名前被りをしてしまいそうですから、ミドルネームは大事になってくるようです。

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終わりに

 

★イベントについて★
現在、東京駅 丸の内口を出てすぐのオアゾ内 丸善4Fギャラリーで英国フェア開催中です。
本屋さんでの開催になり、非常に好評です♪お近くにいらっしゃる方は是非☆
5/26(火)16時まで です。

 

 

 

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