博多阪急|2019年 英国展の記録

こんにちは
いぬお☆です。
 
昨日から新宿伊勢丹での英国展がスタートしており、初日は大盛況でした♪
さて、今月、初旬に実施された博多阪急の英国展の備忘をブログに残したいと思います。
 

話は変わりますが、阪急グループのイギリスイベントは「英国展」ではなく「英国フェア」が正式な名称だそうです。風の噂で聞き、昔のチラシをいくつか読み返しましたが、確かに全て「英国フェア」となっています。
(毎年、出展しているのに、知りませんでした。。。)

 
 

博多阪急 英国フェア

 
まず、博多駅のビルにある博多阪急の英国フェアです。
ここは毎年、10月の最初の水曜日から5日間、英国フェアが実施されています。(来年も同じとは限らないので参考程度に覚えておいてください。)
 
うめだ阪急・英国フェアの前哨戦のような催事になりますが、規模は福岡で行われる英国イベントでは恐らく最大です。また、うめだ阪急に出展する業者・ブランドが多数出展しますし、何よりイギリスより招聘されたコックやクラフトマンの数も年々増えております。
 

つまり、年々規模が大きくなっています。(※)

 
※ ただし、雑貨業者がやや減少し、食品業者が増えている感じかもしれません。また、7階(リビングフロア)にも一部英国フェアのエリアを作っておりますが、お客さんからは少し分かりずらいかな…と思います。
 
 
 
新しいブランドや業者は何社も居ると思いますが、私がすぐ思いつくのはノーティーズさんでしょうか。
紅茶をその場でブレンドして(試飲も?)購入できるスタイルで人気があったようですね。
勝手に拝借↓↓

 

博多にもレベッカ来ました

 
弊社トゥーシェについて、2019年はベクベクメイクスを作るレベッカが来日しました。本当に沢山のお客さんがレベッカの製作過程を見てくれて、商品も買って頂き、楽しかったそうです。



 
ベクベクメイクスの紹介ページのリンクはこちらです。
ベクベクメイクスページ
 
 
 

規模などの概要

 
以下に規模情報などを載せておきます。
 

  • 場所:博多阪急
  • 催事規模:中規模~大規模
  • 出展社数:雑貨 約25社、食品 約25社
  • 出展社種類:ほぼ全て(家具系なし)
  • その他:8階催事場で実施しているが、7階特設スペース等でも一部英国フェア開催
    食品・雑貨、共に招聘者有り(雑貨3名、食品多数)

 
大雑把で正確ではない情報です。参考程度に考えてください。
 
 
 
 
その他の催事などのスケジュールはこちら
 
 

おしまい…
 
いぬお☆

ピューターの手入れ方法

私はピューター製品を輸入・販売している英国雑貨トゥーシェで働いているわけで、個人的にピューター製品の使用暦は8年くらい。自宅でビールを楽しむ時のお供は、もっぱらピューター製のお洒落なロックグラスです。↓こんなやつ↓
 
ピューター製ロックグラス
 

英国展などのデパート催事で販売業務を行う機会がしばしばあり、ピューター製品をご紹介する際にお客さん達からよく言われる一言があります。

それは

ピューターって手入れはどうするの?

という質問です。
 

今回はピューター製品の手入れについて、いぬおが知っている事を記そうと思います。
それでは細かく話していきます。
 

 
 

ピューターとは?

 

まず、ピューターとは何でしたっけ?という事からいうと、

錫(約96%)+銅(約3%)+アンチモン(約1%)の合金がピューターです。

 
錫、銅、アンチモン
 
詳しくは「ピューターとは?」にまとめておりますので、時間があったらご一読頂けると嬉しいです。
ピューターという金属の特徴をまとめると以下の3つになるのかなと思います。
 

  • 特徴1:ピューターは変色しずらい
  • 特徴2:ピューターは柔らかい
  • 特徴3:ピューターは溶けやすい

 
特徴1と2を頭のスミに入れておいて貰えると幸いです。
 
 

基本的に手入れは不要

 
ピューターという金属は、色などが銀と似ているせいか「真っ黒になってしまうのではないか」と心配する方が少なくないです。
しかし、成分の大部分を占める錫(錫)がほとんど変色しない金属であるため、錫の合金であるピューターもあまり変色しない金属であり、変色に関して過剰に気にする必要はありません。そのため、基本的には変色を戻すための手入れは不要かと思っております。
 

ピューターは、変色を戻すための手入れは不要

 
経験則では、銀のように真っ黒になったピューターを見たことはありません。ただし、ピューターの美しい銀色の表面も時間が経つと若干色が濃くなったり、くすんで光沢がなくなったりはします。200年前のアンティークなどは、かなり鈍い銀色・灰色になっている物がほとんどです。

ただ、アンティークのピューターは現代ピューターと金属構成内容違い、錫の量が70%程度と低かったため、現代品と比較するべきではないかもしれません。

ピューターの変色比較
 
 

ピューターの手入れ方法

 
基本的には手入れ不要です。そうは言っても手入れしたり、修理したい場合もあると思います。この節では、直したい状態ごとにお手入れの実施方法をお伝えいたします。
 

変色、くすみ、スレを直す

 
ピューターは大きな変色はしませんが、表面が鏡面仕上げ(光沢仕上げ)に加工されている場合は、変色・くすみが気になる場合があります。また、非常に薄いスレ・キズなどが気になる場合もあります。
そんな時は「手作業で磨く」のが良いと思います。
 

磨く対象が、食器ならば柔らかいスポンジで、普通の食器のように水+洗剤で洗ってもらって大丈夫です。元々の表面が光沢仕上げであれば、凡そ元通りのピカピカに戻ると思います。


 

磨く対象が、水洗いができない雑貨であればシルバー磨きの布など(研磨剤が含まれている布)で、軽めに拭いても光沢が戻ります。


 
ここで1つ注意点がありますが、それは

「荒い研磨によって傷付くこと」「持ち手に力が入りすぎて変形させてしまうこと」

です。
 
ピューターは金属としては非常に柔らかいため、硬いもので擦るとガリガリ削れて傷付いてしまいます。優しく洗浄・研磨することを心がけてください。
また、細い(薄い)パーツは人の力で簡単に曲がってしまいますので、この点も注意です。ある程度の厚みがあれば人の力ではなかなか変形されられません。
 
 

スリ傷を直す

 
ピューターは金属としては柔らかいため、硬い物に接触したりするとスリ傷や切り傷ができたりすることが多いです。そんなキズを消して滑らかな鏡面に戻したい場合は、回転ルーターのような機械で「削る」のが良いと思います。
 

回転ルーターのポイントをフェルトなどの柔らかい物にしてから削ります。

 
ピューター キズ直し
 
この手法は削るための機械が必要になることと、加減を間違えると逆に被害が広がってしまう為、要注意です。
また、削るとはいえ最終的に滑らかにしたい場合が多いはずなので、鏡面仕上げ用の研磨剤「青棒」をルーターのポイントに付けて磨く事をお勧めします。青棒は楽天やアマゾンで売ってます。

 
硬いポイントで一気に削ろうとすると、削れ過ぎてしまい酷い目にあう可能性がありますのでご注意ください。

 
ちなみにピューターを作っているA.E.Williams工房からは

工場にあるような業務用のグラインダーで研磨してください


と言われていますが、大きすぎるのでトゥーシェ事務所には置けません!小型のルーターで頑張っております。
 
注意:表面が鏡面仕上げ(光沢仕上げ)ではなく「アンティーク仕上げ」や「マット仕上げ」の場合、単純に磨いてしまうとピカピカになってしまい、磨いた一部分だけが風合いを損ねてしまう場合もあります。
 

ヘコミを直す

 
中が空洞になっている容器型によくある事ですが、ピューター製品はぶつけると凹んでしまう事が少なくありません。基本的には、ヘコミは逆側から叩いて戻すしかなく、綺麗に元の状態に戻す事は至難の業だと思います。
 

仕方ないか、と明るく考えるしかありません

 
手間や費用が掛かっても良いのであれば、そういった修理を受け付けてくれる職人さんを探す選択肢もありますが、なかなか難しいと思います。
 
 

変色やキズは個性と考える

 
上記でお伝えしたように

ピューターは傷も付きやすいし、凹みやすい素材です。

 
手入れ方法を紹介しましたが、下手に実施すると状態や見た目が悪化する可能性もあります。
 

頻繁に利用するような製品であれば、ピューターはいつか必ず傷付きます
その度に「あー!傷がっ!!」と気にしても仕方ないかなと思います。

 
そのため、いぬお☆はこう考えるようにしています。
 

このピューター製品も今を生きており、1つの経験を経て1つの傷ができた。
人間で言うならば1歳年齢を重ねたような事なんだ。だから傷を消す必要なんてない。

 

と。ちょっと無理やりかもしれませんが。
古代から使われていた金属であるピューターの物に対して「完璧」「新品」や「コスパ」などの現代的な「質」を求めすぎるべきではないのかなとも思っています。
求めるのは「伝統」や「希少性」、そして何とも言えない「不思議な魅力」にするべきなのかもしれません。
 
 

終わりに

 
英国雑貨トゥーシェが輸入するピューター製品は A.E.Williams(エー・イー・ウィリアムス)というイギリスの工房で作られています。
A.E.Williams工房の紹介ページもありますので、もし良しければご覧ください。
A.E.Williams(エー・イー・ウィリアムス)
 
 
ということで、今回は長々書きましたが終わります。
ありがとうございました。
 
いぬお☆
 
 

乗るしかない!ベクベク・メイクスのビッグウェーブに。

こんばんは。

同日にブログ2連続で投稿する という快挙に(勝手に)沸く いぬお☆です。

 

今回のブログタイトルにある「ベクベク・メイクス」って何だろう?という方も多いかと思います。

説明しましょうっ!!

 
 

ベクベクメイクスとは

 

Bekbek Makes ベクベクメイクス
~made in the UK~
ベクベク・メイクスとは、イギリスのクラフト作家Rebekka が作るハンドメイドアクセサリーで、トゥーシェが今年輸入開始したイチオシアイテムなのです。小さくて可愛いものを作ることが大好きなレベッカはカットした木材にペイント、キラキラのラメ、エナメルなどを施して、特徴的で個性的なアクセサリーを生み出します。デザインの原型になるイラストも彼女が描いたものです。 


言わずもがな、「ベクベク」は「レベッカ」という名前をもじっています。

今の所、ピンバッジが多いです。

 

どんなデザインやアイテムなの?というと、こんな可愛いヤツらです♪(下記はあくまで一部)

フェミニンで特徴的な雰囲気があり、すっごく可愛いですよ!写真より現物の方が可愛いです。

(いぬおの写真撮り技術が低い…とも言えますね(・△・;))

 
 

英国展でも試運転開始!

 

先日開催された名古屋高島屋等の英国フェアでは既に展示・販売されていて、(男性も含む)沢山の人が手に取り、購入もして頂きました。秋から英国フェアのラッシュが続くため、英国フェア用に新しいデザインをバシバシ開発中(レベッカに依頼中)!ビッグウェーブが来るかは不明ですが、多くの皆さんに見てもらえるとありがたいです

 

この下は開発中のアイテム。まだサンプルですが、ちょっと公開しちゃいます!

(サンプルなので、色やデザインはこのままではありません!)

 

 
 

ベクベクメイクスが買えるところ

 

イギリスからの輸入品で、ハンドメイド、さらに製作の手間もかなり掛かっています。でも、そんなに高額品ではありませんので、安心してください♪弊社直営のECサイトでも既に販売されています。見たい方は以下のリンクから一気にジャンプできますよ♪

 
ベクベク・メイクスのカテゴリページ(トゥーシェECサイト本店)
 

 

2019/07/24追記
ベクベクメイクスの公式な紹介ページを設置致しました。
ぜひ、こちらのページも合わせてご覧くださると嬉しいです。


 

ビッグウェーブ来たれっ!

いぬお☆

 

 

平成最後の英国展2019 in JR名古屋高島屋

こんにちは。

いぬお☆です。

 

先週まで、JR名古屋高島屋で行われていた英国展に参加してきました。

気付けば、弊社としては「平成最後」の英国展だったようです!

 
 
 

JR名古屋高島屋の英国展

 

 

名古屋高島屋さんの英国展は今回で5回目。(あまり知られていないかもしれませんが・・・)今回は「ウェールズ」をトピックとして開催されており、ウェールズ伝統工芸品である木彫りラブスプーンの職人さんがデモンストレーションしておりました(上記写真の左の方)。

だんだんと英国展が名古屋でも認知されてきており、心なしかお客さんの量も増えてきている気がします。リピーターの方も多くいらっしゃいます。

 

 

 

 
 
 
 

英国展でベクベク初登場

 

トゥーシェにとっては、今回は新入荷アイテムを多く出品し望んだ英国展。特にイギリスらしいデザインという訳ではないはずの「ベクベクの可愛い恐竜のピンバッジ」が人気でした♪恐竜好きな女性ってかなり多い、と新発見しました。

 

さて、次の英国展は?

 

さて、新元号「令和」での最初の英国展はどこになることやら。。。予定としては6月の仙台になりそうです。その次が日本橋ですかね。

 

その他のトゥーシェ催事スケジュールページはこちら♪

 

いぬお☆

ゲームオブスローンズ シーズン8が始まります!

もうすぐ人気ドラマ「ゲームオブスローンズ」(Game Of Thrones)の最終章シーズン8が始まります。

トゥーシェは当ドラマに出ているゴブレットを輸入しているので、このタイミングでキャンペーンページを作りました!

ゲースロファンの方は是非みてください♪

 

ドラゴンの母キャンペーンページ

 

 

いぬお☆

 

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