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1642
						イングランドでピューリタン革命と呼ばれる内戦が起こる。(後に、井戸から発見されたこの時代のスプーンを製造した鋳型は、現在もAEWが保有している。)
					 
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1666
						ロンドン大火によってピューター名誉組合のギルドホールも被災し、ピューターに関する記録の多くを焼失する。
					 
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1779
						現AEWの祖先である トーマス・ウィリアムス(Thomas Williams) がウェールズとの国境付近(ブリストル周辺)で食器の事業を始める。
					 
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1780s
						紅茶に対する減税によって、一気に紅茶ブームが訪れる。これにより紅茶はイギリスを代表する飲料になり始める。この時代、トーマス・ウィリアムスはピューター製ティーセットの製作を始める。
					 
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1802
						息子リチャード(Richard Williams)が事業に参加する。
					 
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1803-1815
						ナポレオン戦争時代、ピューターは25万人の軍服のボタンとして重用される。
					 
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1835
						トーマスが死去し、リチャードが事業を継ぐ。
					 
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1838
						リチャードの息子アーネスト(Ernest Williams)が父の歩みを追い、若干11歳で見習いとして事業に参加する。
					 
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1840
						アーネストはピューターを広めるためバーミンガムに事業拠点を移す。父リチャードはブリストルに残り食器作りを存続させる。
					 
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1860s
						ピューターメーカーとして当時名高かかった「Yates」や「Birch」のお抱え工房として、アーネストはメーカーマークなしのビアマグやジョッキ作りに勤しむ。AEWは企業として成長し始め、従業員も多く雇うようになる。
					 
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1865
						リチャードが死去し、アーネストが事業を継ぐ。従業員は居たが、ウィリアムス家の者はアーネスト一人となる。
					 
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1890s
						32歳という年齢で、アーネストの息子アルバードが事業に参加する。
					 
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1900
						アーネストが死去し、アルバートが事業を継ぐ。アメリカ生まれの事業家のハリーデイと提携する。現在のAEWという社名は、アルバード・アーネスト・ウィリアムスの略であり、この代のアーネストの名前である。
					 
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1912
						RMSタイタニックが処女航海にて沈没する。タイタニックで使用されたピューターのカトラリーは約100年後の2010年にAEWによって再び作られる。
					 
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1914
						第一次世界大戦勃発により、若い従業員が戦地へ派遣され、AEWの業務は鈍化する。
					 
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1926
						ロンドンのリッツ(リッツカールトンホテルの本家本店)がオープンし、ピューター製ティーセットを提供するという栄誉を受ける。
					 
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1930s
						アルバードの息子トーマスが事業に参加する。
					 
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1932
						AEWの顧客であるBBC(British Broadcasting Corporation)が設立される。
					 
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1939
						第二次世界大戦勃発。AEW家からトーマスが空軍・軍需工場に派遣される。トーマスは夜間にAEWの仕事を続け、工房を守る。
					 
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1945
						ハリーデイとの提携を解除し、トーマスは弟アルバートとAEWを続ける。
					 
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1963
						トーマスの義理の息子バリー・ジョンソンがAEWに参加する。バリー・ジョンソンはターニング(削り出し)と言われる工程のスペシャリストとなり、AEWの技術レベルを引き上げる。
					 
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1966
						トーマスの息子デイビッドがAEWに参加する。このデイビッドが現AEWの党首になる(2016年現在)。
					 
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1967
						提携企業だったハリーデイが事業を終え、AEWは全ての鋳型を引き取る。
					 
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1977
						20世紀前半、銅と真鍮の多くの製品を世に送り出したPearson Page Jewsbury社の鋳型をAEWが全て引き取る。
					 
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1984
						バリーの息子ステファン・ジョンソンが事業に参加する。
					 
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1985
						ミュージカル・プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュによりレ・ミゼラブルの公演が始まり、AEWがピューター小道具などを提供する。
					 
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1987
						トーマスが現役を離れ、息子デイビッドとバリー・ジョンソンがAEWを運営する。
					 
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1990
						AEWがJames Yatesの鋳型を買い取る。AEWのアンティーク鋳型が1500個を超え、その中でも500年以上前の型もいくつもある。
					 
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1992
						AEWは日本の輸入業者(有)トゥーシェと取引を開始する。
					 
					
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2000
						中世が時代背景の映画グラディエーターにAEWのピューター製品を提供する。
					 
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2007
						デイビッドの息子サム・ウィリアムスがAEWに参加する。ピューターのギフト雑貨の優れた製作者となる。デイビッドの引退が近く、7代目の(次期)頭首はサム・ウィリアムスの予定である(2016年現在)。
					 
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2011
						バリー・ジョンソンが現役を引退する。
					 
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2014-2016
						うめだ阪急百貨店の英国フェアにサム・ウィリアムスが来日し、製作実演する。サム・ウィリアムスが日本を愛す。
					 
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2015
						ステファン・ジョンソンの娘レベッカがAEWに参加する。